SENSE OF SMELL
においが分からない・感じにくい
いつものにおいが違って感じる
食事の香りがしない、花やコーヒーのにおいが分からない。
そんな変化は「嗅覚障害」のサインかもしれません。
奈良市・高の原の右京みみはなのどクリニックでは、鼻の中の状態や発症のきっかけを確認し、 原因に合わせた治療をご提案します。 後鼻漏やのどの違和感が続く場合は、鼻の奥にある上咽頭の状態も確認します。
SYMPTOMS
このような症状はありませんか?
- 食べ物や飲み物の香りが分からない
- 香水・石けんなどのにおいが弱く感じる
- 風邪や新型コロナウイルス感染症の後から、においが戻らない
- 鼻は通っているのに、においを感じにくい
- いつものにおいが、焦げ臭い・腐ったようなにおいに変わった
- 周囲に原因がないのに、においを感じる
- 食事がおいしく感じられず、味も分かりにくくなった
「味が分からない」と感じるときも
食べ物のおいしさには、舌で感じる甘味・塩味などに加えて、鼻で感じる香りが関わっています。 甘い・しょっぱいは分かるのに風味が乏しい場合、嗅覚の低下が関係していることがあります。 基本的な味そのものが分かりにくい場合は、味覚の問題も含めて確認します。
味覚障害についてABOUT
嗅覚障害とは
においは、鼻の中の上部にある「嗅粘膜」で受け取られ、神経を通して脳へ伝わります。 この経路のどこかに不調があると、においが感じにくくなったり、感じ方が変わったりします。
においが弱い・分からない
感じる力が低下した状態を「嗅覚低下」、 においを感じなくなった状態を「嗅覚脱失」といいます。
においの感じ方が変わる
本来と違うにおいに感じる「異嗅症」や、 においの原因がないのに感じる「幻嗅」があります。
CAUSES
嗅覚障害の主な原因
鼻・副鼻腔の炎症や鼻茸
慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻茸(鼻ポリープ)などで、 においが嗅粘膜へ届きにくくなることがあります。 炎症が嗅粘膜に影響する場合もあり、 鼻づまりの程度と嗅覚の低下は必ずしも一致しません。
風邪・新型コロナウイルス感染症の後
感染後、鼻水や鼻づまりが改善しても、においの不調が残ることがあります。 においを受け取る組織などへの影響が考えられ、 回復には時間がかかる場合があります。 においの感じ方が変わる異嗅症が続くこともあります。
頭部のけが・加齢・薬剤など
頭部のけがや加齢、薬剤などが関係する場合があります。 経過や診察所見によっては、神経の病気なども検討し、 専門医療機関での評価につなげます。 服用中のお薬は自己判断で中止せず、ご相談ください。
EXAMINATION
当院での診察の流れ
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症状の経過を詳しく伺います
いつから、どのようなにおいが分からないか、 感染やけがの有無、鼻・のどの症状、服用中のお薬などを確認します。
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鼻の中を確認します
必要に応じて鼻咽腔内視鏡を用い、炎症や鼻茸などを確認します。 後鼻漏やのどの違和感がある場合は、上咽頭の状態も診察します。
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必要な検査・治療につなげます
所見に応じて、CTなどの画像検査や専門的な嗅覚検査を検討します。 必要な検査は連携医療機関へご紹介し、 結果を踏まえて治療方針を相談します。
TREATMENT
原因に合わせた治療とケア
鼻・副鼻腔の炎症を治療する
原因や重症度に応じて、点鼻薬・内服薬などを検討します。 鼻茸や副鼻腔炎の状態によっては、 手術を行う医療機関への紹介が必要になることもあります。
嗅覚刺激療法を検討する
感染後などの嗅覚障害では、複数の香りを繰り返し嗅ぐ 「嗅覚刺激療法」が選択肢になります。 数か月単位で取り組むことが多く、 方法や適応を相談しながら進めます。
強い刺激を与えても、回復が早まるわけではありません
香りの液体や精油を鼻の中へ入れたり、 刺激の強い薬品を嗅いだりしないでください。 鼻うがいは、鼻の炎症や分泌物のケアとして役立つ場合がありますが、 それだけで嗅覚が回復するとは限りません。
生活習慣・鼻うがいについてNOSE & THROAT
後鼻漏・のどの違和感も続く方へ
においの不調だけでなく、鼻とのどに残る症状も一緒にご相談ください。
風邪や新型コロナウイルス感染症の後から、 においの不調に加えて「鼻水がのどに落ちる」「のどに何か張りつく」 「咳払いが続く」と感じる方もいます。 こうした症状がある場合は、副鼻腔炎などとともに、 慢性上咽頭炎が併存していないかも確認します。
上咽頭は、鼻の奥とのどがつながる部分です。 当院では、症状と内視鏡所見を踏まえて慢性上咽頭炎と診断した場合、 上咽頭擦過療法(EAT・Bスポット療法)などの治療をご提案します。
EATは、併存する上咽頭炎に対する治療です
においを受け取る嗅粘膜と上咽頭は、異なる場所にあります。 EATによる嗅覚障害の改善効果は、十分に確立されていません。 嗅覚障害の原因を評価し、必要な治療を行いながら、 併存する上咽頭炎による後鼻漏やのどの症状にも対応します。
処置には痛みや出血などを伴うことがあるため、 適応と注意点をご説明して実施します。
DAILY CARE
においを感じにくい間の暮らしの工夫
- 火災・ガス漏れ: においだけに頼らず、警報器の設置や作動を確認しましょう。
- 食品の管理: 消費期限・保存状態・開封日を確認し、 においだけで安全性を判断しないようにしましょう。
- 食事の工夫: 食感や温度、彩りを工夫し、 風味を補うために塩分や糖分を増やしすぎないようにしましょう。
- 症状の記録: 感じるにおい・感じにくいにおい、変化した時期を記録すると、 診察時に役立ちます。
FAQ
よくあるご質問
鼻づまりがなくても、嗅覚障害になりますか?
はい。感染後など、においを受け取る組織の不調が関わる場合には、 鼻が通っていてもにおいを感じにくくなることがあります。
自然に治るのを待っていてよいですか?
自然に改善する場合もありますが、原因によって対応が異なります。 急ににおいが分からなくなった場合や、風邪が治っても戻らない場合、 生活に支障がある場合は、長く様子を見続けずご相談ください。
コロナの後からにおいが戻らない場合も相談できますか?
ご相談いただけます。感染後の嗅覚障害を考えながら、 鼻・副鼻腔の状態や併存する症状も確認し、 必要に応じて専門医療機関と連携します。
嗅覚障害があると、上咽頭炎の治療が必要ですか?
すべての方に必要なわけではありません。 後鼻漏やのどの違和感などがあり、診察で上咽頭炎が確認された場合に、 その炎症への治療を検討します。 嗅覚障害への治療は、原因に応じて別に判断します。
関連する症状・病気
においの変化を、そのままにしないために
「においがしない」「以前と違うにおいがする」など、 気になる変化をご相談ください。 鼻・のどの状態と症状の経過を確認し、必要な治療につなげます。
奈良市・高の原 右京みみはなのどクリニック
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