DIZZINESS & UNSTEADINESS

めまい・
ふらつき

めまいを感じて手すりにつかまる人物のイラスト

ぐるぐる回る、ふわふわする、立ち上がるとクラッとする。
めまいには、耳だけでなくさまざまな原因があります。

当院では、症状の起こり方や耳の症状、眼振、聴力、血圧、服用している薬などを確認し、耳鼻咽喉科で対応できるめまいかを判断します。

SYMPTOMS

このような症状はありませんか?

寝返りをすると、ぐるぐる回る

起き上がったときにめまいがする

上を向いたり、頭を動かしたりするとめまいが起こる

めまいとともに耳鳴りや耳の詰まりを感じる

急に聞こえにくくなり、めまいもある

風邪の後から強いめまいが続いている

ふわふわする、まっすぐ歩きにくい

立ち上がったときにクラッとする

首や肩のこりとともに、ふらつきを感じる

原因を考えるうえでは、症状の感じ方だけでなく、「いつ始まったか」「どれくらい続くか」「何をしたときに起こるか」「耳の症状を伴うか」が重要です。

IMPORTANT

すぐに受診が必要なめまい

次の症状を伴う場合は、脳卒中など緊急性の高い病気が隠れている可能性があります。

  • 顔や手足がしびれる、動かしにくい
  • ろれつが回らない、言葉が出にくい
  • 物が二重に見える
  • 突然の激しい頭痛がある
  • 意識がぼんやりする
  • 支えがあっても立てない、歩けない
  • 胸の痛み、強い動悸、失神を伴う
  • これまで経験したことのない強いめまいが突然起こった

このような症状がある場合は、通常の耳鼻咽喉科受診を待たず、救急要請を含めて速やかに医療機関を受診してください。

CAUSES

めまいの主な原因

めまいは、大きく分けると「耳から起こるもの」「脳から起こるもの」「血圧や薬、全身状態が関係するもの」があります。

01

PERIPHERAL

耳から起こるめまい

耳の奥には、体の傾きや動きを感じ取る三半規管や前庭があります。これらの働きに不調が生じると、めまいやふらつきが起こります。

良性発作性頭位めまい症

寝返り、起き上がり、上を向くなど、頭の位置を変えたときに短時間の回転性めまいが起こります。通常は難聴や耳鳴りを伴いません。

メニエール病

めまいを繰り返し、難聴、耳鳴り、耳の詰まりなどを伴います。耳の症状を伴うめまいでは、聴力の確認が重要です。

前庭神経炎

突然、強い回転性めまいが起こり、じっとしていても症状が続きます。一般的には明らかな難聴や耳鳴りを伴いません。

突発性難聴に伴うめまい

突然の聞こえにくさ、耳鳴り、耳の詰まりに、めまいを伴うことがあります。急な聞こえの変化がある場合は早めの受診が必要です。

02

CENTRAL

脳から起こるめまい

めまいの一部には、脳梗塞や脳出血など、脳の病気によるものがあります。耳から起こるめまいと症状が似ていることもあるため、手足のしびれ、言葉のもつれ、物が二重に見える、激しい頭痛、歩行困難などがないかを確認します。

脳の病気が疑われる場合は、速やかに専門医療機関へご紹介します。

03

GENERAL CONDITION

血圧・薬・体調によるめまい

立ち上がったときにクラッとする場合は、耳の病気ではなく、起立時の血圧低下が関係していることがあります。

  • 起立性低血圧
  • 脱水や水分不足
  • 貧血
  • 発熱や体調不良
  • 疲労や睡眠不足
  • 食事量の低下
  • 降圧薬、利尿薬、睡眠薬などの影響

薬が関係していると思っても、自己判断で中止しないでください。受診時には、お薬手帳または服用している薬が分かるものをご持参ください。

RELATED FACTORS

首・肩のこりと自律神経

EXAMINATION

当院で行う診察・検査

症状の感じ方だけでなく、起こり方や持続時間、誘因、耳の症状などを確認します。

01

詳しい問診

発症時期、持続時間、頭位や起立との関係、耳鳴り・難聴、普段の血圧、服用薬などを確認します。

02

耳と眼振の確認

耳の診察に加えて、フレンツェル眼鏡などを用いて眼振を確認し、必要に応じて頭の位置を変えたときの反応をみます。

03

聴力・血圧など

症状に応じて純音聴力検査、血圧・脈拍の確認などを行い、耳以外の原因も考えます。

必要な場合は専門医療機関と連携します

脳や循環器など耳以外の病気が疑われる場合や、MRIなどの画像検査、専門的な平衡機能検査、入院治療が必要と判断した場合は、適切な医療機関をご紹介します。

TREATMENT & CARE

当院で行う対応

めまいの治療は、原因や症状の強さによって異なります。当院では、耳から起こる一般的なめまいに対して、診察結果に応じた薬物療法や生活指導を行います。

症状に応じた薬物療法

めまいや吐き気が強い時期には、必要に応じて症状を和らげる薬を使用します。

生活上の注意と助言

水分、睡眠、食事、疲労、普段の血圧や服薬状況などを確認し、症状に応じた生活上の注意をお伝えします。

無理のない活動再開

危険な病気が疑われず、強い症状が落ち着いている場合には、転倒に注意しながら、歩行やストレッチなど無理のない範囲で体を動かすことをおすすめします。

症状が強いときや歩行が不安定なときは、無理に運動する必要はありません。安全を確保し、症状に応じて受診してください。

FAQ

よくあるご質問

Qめまいは耳鼻咽喉科を受診してよいですか?
A

寝返りや頭の動きで起こるめまい、耳鳴り、難聴、耳の詰まりを伴うめまいは、耳が原因となっている可能性があるため、耳鼻咽喉科での診察が適しています。ただし、手足のしびれ、言葉のもつれ、激しい頭痛、歩行困難などを伴う場合は救急受診が必要です。

Qめまいが治まっていても受診できますか?
A

受診時に治まっていても、症状の経過や聴力検査などから原因を考えられる場合があります。「いつ起こったか」「どれくらい続いたか」「何をしたときに起こったか」「耳の症状があったか」をメモしておくと診察に役立ちます。

Q降圧薬を飲んでいますが、めまいと関係しますか?
A

降圧薬などの影響で、立ち上がったときに血圧が下がり、ふらつくことがあります。ただし、自己判断で薬を減らしたり中止したりせず、普段の血圧の記録とお薬手帳を持ってご相談ください。

Q首や肩のこりを治せば、めまいも治りますか?
A

首や肩のこりとめまいが関連している場合もありますが、耳の病気、血圧の変化、薬の影響など、別の原因が隠れていることもあります。首こりだけを原因と考えず、まず必要な診察を受けることが大切です。

MESSAGE

原因を決めつけずに確認することが大切です

めまいやふらつきは、耳から起こることが多い一方で、脳の病気、血圧、薬、体調などが関係している場合もあります。

当院では、耳鼻咽喉科として必要な診察と検査を行い、一般的な耳のめまいには診察結果に応じた対応を行います。耳以外の病気や、より専門的な検査・治療が必要と判断した場合は、適切な医療機関と連携します。

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