長引く咳|鼻・のど・上咽頭が原因かもしれません|右京みみはなのどクリニック(奈良市高の原)
長引く咳は耳鼻咽喉科で原因が見つかることもあります
咳は3週間以上続くと「遷延性咳嗽」、8週間以上続くと「慢性咳嗽」と呼ばれます。風邪が治った後でも咳だけが続くことは珍しくありませんが、原因に応じた治療が大切です。
肺や気管支の病気が原因となることもあれば、実は鼻やのどの病気が原因になっていることも少なくありません。
当院では耳鼻咽喉科の立場から鼻・のど・上咽頭を詳しく診察し、必要に応じて呼吸器内科とも連携しながら原因を調べます。

長引く咳の主な原因
◾️ 感染後咳嗽(風邪のあとに咳だけが続く状態)
風邪や新型コロナウイルス感染症、インフルエンザなどのあとに、咳だけが3~8週間ほど続くことがあります。多くは自然に改善しますが、ほかの病気が隠れていないか確認することが大切です。
■ 鼻・のどが原因の咳(耳鼻咽喉科)
- 後鼻漏 – 鼻水がのどに流れ込むことで、のどが刺激され、咳や痰が続くことがあります。アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、慢性上咽頭炎が背景にあることもあります。
- アレルギー性鼻炎・花粉症 – 鼻の炎症が続くと、鼻づまり、後鼻漏、のどの刺激につながり、咳が長引くことがあります。
- 副鼻腔炎 – 黄色い鼻水、鼻づまり、においが分かりにくい、痰がからむ咳がある場合は、副鼻腔炎が関係していることがあります。
- 咽喉頭酸逆流症 – 胃酸の逆流により、のどの違和感、声がれ、咳払い、長引く咳が起こることがあります。
- 慢性上咽頭炎 – 鼻の奥にある上咽頭の炎症が、後鼻漏感、のどの違和感、咳払い、長引く咳に関係することがあります。必要に応じてBスポット療法(EAT)を検討します。
長引く咳の原因として、後鼻漏(鼻水がのどへ流れる状態)は非常によくみられます。詳しくは「後鼻漏」のページをご覧ください。 👉 後鼻漏のページへ
◾️ 肺・気管支の病気
- 気管支喘息
- 咳喘息 – 夜間や早朝に咳が出やすく、ゼーゼーしなくても咳だけが続くことがあります。
- 肺炎
- 非結核性抗酸菌症
- 肺がん
- 間質性肺炎
- COPD(慢性閉塞性肺疾患)
これらは胸部X線やCT、呼吸機能検査などが必要になる場合があります。息苦しさや胸の痛み、高熱、血痰、などを伴う場合には、呼吸器内科での精査が必要です。
当院で行う診療
長引く咳では、咳止めだけで様子を見るのではなく、原因を見極めることが大切です。
当院では、鼻・のどの診察に加えて、必要に応じて内視鏡検査を行い、鼻水がのどへ流れていないか、のどや上咽頭に炎症がないかを確認します。
また、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎、咽喉頭酸逆流症、慢性上咽頭炎などが疑われる場合には、それぞれの原因に応じた治療を行います。
後鼻漏や慢性上咽頭炎が関係している場合には、鼻うがいの指導やBスポット療法(EAT)を組み合わせることもあります。
よくある質問
Q. 咳が続くときは耳鼻科と内科のどちらを受診すればよいですか?
A. 鼻水がのどへ流れる後鼻漏や、副鼻腔炎、慢性上咽頭炎、咽喉頭酸逆流症が疑われる場合は耳鼻咽喉科が適しています。一方、肺炎や気管支喘息など肺・気管支の病気が疑われる場合は、呼吸器内科での診察が必要です。
Q. 咳止めを飲んでも治らないのはなぜですか?
A. 咳止めは咳を一時的に抑える薬であり、原因そのものを治す薬ではありません。長引く咳の原因には、感染後咳嗽、後鼻漏、咽喉頭酸逆流症、慢性上咽頭炎、咳喘息などさまざまな病気があります。咳止めで改善しない場合は、原因に応じた治療が大切です。
Q. 長引く咳でレントゲンは必要ですか?
A. 診察で肺や気管支の病気が疑われる場合には、胸部X線検査やCT検査が必要になることがあります。当院では必要に応じて適切な医療機関へご紹介します。
Q. Bスポット療法で咳は改善しますか?
A. 慢性上咽頭炎が原因となっている場合には、Bスポット療法(EAT)によって咳や咳払い、のどの違和感が改善することがあります。ただし、すべての咳に有効なわけではなく、原因を見極めたうえで治療方針を決定します。 👉 Bスポット療法のページへ
奈良市で長引く咳でお困りの方へ
右京みみはなのどクリニックでは、長引く咳に対して鼻・のど・上咽頭まで詳しく診察し、原因に応じた治療をご提案しています。
後鼻漏や慢性上咽頭炎、咽喉頭酸逆流症など耳鼻咽喉科ならではの視点で診療を行い、必要に応じて呼吸器内科とも連携しています。
「咳が長引く」「痰がからむ」「鼻水がのどに落ちる」「のどの違和感が続く」という方は、お気軽にご相談ください。










